今回で12回目の記事となります。各ネタがないという悩みとは反対で、書きたい内容はたくさんあるのに執筆が間に合ってないという状況です笑。
僕は試合の中でサーブとリターンが最重要といっても過言ではないと思っているのですが、今回はそのリターンに絞ってコツと意識をまとめていきたいと思います!!
ストロークが得意でもリターンは苦手という方!いませんか?それもそのはずリターンはストロークと違う点がたくさんあるので、特にフォームが大きい方はこれらを知らないと苦手になってしまうかもしれません。
ちなみに僕はリターンは得意なんですが、決め球(フォアハンド)が苦手だったりします。タイミングを合わせるのは得意なんですが、自分から打っていくのは苦手なんですよね笑
一応1~3の順に動画を紹介していますが、どれもリターンが苦手な方には刺さるものが多いと思います!特に相手のサーブが段々と早くなってきて返すのが難しくなってきた中級者以上の方必見です!
それでは一緒に見ていきましょう~
【テニス】古賀安上のダブルス実践編!大学日本一のリターンは超コンパクトだった!
最初の動画はテニスの拳さんからの動画ですね。今回は早稲田大学で大学日本一を達成した古賀大貴選手と坂井勇仁選手がゲストとしてリターンのコツを教えています。
その中で~4:00分までの古賀さんのリターンの説明がとても分かりやすく、また実践的だったので紹介しようと思いました。
1~6の意識はどれも大切なことだと思います。ただし1~3(4は個人差あるかな?)はリターンの基礎的なものでどの動画を見てもよく言われることですね。
ここにストロークが得意でもリターンが苦手になる可能性のある理由を作っているものです。これらは後の2つの動画で詳しく解説するのでいったん省略させてください。
今回この動画で特に覚えて帰ってほしいことは5の意識ですね。5の意識でこの記事で伝えたいことの半分あるといっても過言ではないです笑
5:相手のサーブとの足し算で10になる力で打てばいい ?
これは今まで何となくやっていたリターンの意識をきちんと言語化してくれたものではないかと思います。共感できる人も多いのではないでしょうか??
初心者のうちはまだしも、中級者、上級者になってくるとサーブは段々と早くなり、キープが当たり前の世界になってきます。
相手のサーブが速いということはそれだけラケット面に当てた時に反発するエネルギーが大きいということです。つまり相手のサーブが速い場合、それを真ん中でとらえて前に押し出したあげるだけで、勝手に速いボールが相手のコートに返るということになります。
速くて威力があるボールを返すために、力を入れて勢いよく振っている方!
この意識をするだけでガシャリがなくなり、リターンが安定します。ぜひやってくださいね!!
6: リターンで狙うところはネットからラケット半分くらいの高さを狙う
この意識もほかの動画ではあまりなかったのですが、意外と重要な意識かなと個人的には思っています。なぜなら、後の2つの動画の時でもやるんですが、基本的なリターンのフォームって コンパクトに引いて当てるだけ これに限るんですよね。
これをやった時にリターンというものは良くも悪くも直線的な軌道で飛びやすいです。そのためネットより少し高いところを狙うくらいが、一番ちょうどよくボールをコントロールできるんですよね。
もちろんこれに関してはずっとこの1パターンだと相手に読まれてポーチに出られてしまいますが、リターンがアウトしたり、ネットしたり、そもそもコートに入らないという方はこの意識が良い指標になると思います。
構え方が重要です!!リターンを制するものが試合を制す!【小野田倫久プロ】【テニス】
続いての動画はスターテニスアカデミーさんの動画からですね。この動画は主にファーストサーブなどの早いサーブ返すための意識を紹介しています。(先ほどのポイントの1,2の部分を詳しくした感じ)
1:ラケットを打つ場所に小さくすぐセット
ラケットのフレームをすぐにヒッティングポイントにセットするイメージ。実際の動画を見ると少しだけテイクバックしていますが、小野田さんもおしゃっている通り、ヒッティングポイントにセットする意識でよいと思います。
なぜなら自分でやってみればわかりますが、その意識でも結局はそのままだと押し負けるので自然に自分で少しだけ後ろに引く動作を勝手にするからです。
ヒッティングポイントにセットするイメージくらいでちょうどこの動画くらいのコンパクトなリターンのスイングができると思います。
これをすることにより、速いサーブでもタイミングを合わせて真ん中でとらえやすくなります。速いサーブに対して力を入れて打ち返そうとするのは振り遅れの原因にもなるのでやめましょう。
2:フォロースルーは前に長く
個人的にこの動画にあって他の動画であまり言われていないのはこの点かなと思います。
フォロースルーは前にするのも長くするのも重要だと思います。なぜなら、前に振ることで直線的なボールの軌道にしつつ、長く振ることでボールを運びながらコントロールするような感覚に近づくんですよね。
とても感覚的な話ですいません、、、
相手の速いサーブに対するリターンはどうしても反発力が強く、ボールはラケットからすぐに離れがちです。そのためストロークと同じように打つ時よりも丁寧に長くフォロースルーをしたあげることによって、よりコントロールできるリターンを打てるようになると思いました。
3: 上半身の姿勢を崩さないように(少し低めの姿勢)少し前に入る
動画の中でその場でスプリットステップをするとされています。
しかしその点に関しては、小野田プロのレベルになるとファーストサーブがめちゃめちゃ速いので、基本的に前にスプリットステップをしないほうがタイミングが合わせやすいということだと思います。そのためそんなに気にしなくて大丈夫です。
ここで強調したいのはスピリットステップの後の動きですね。
ここで言われている上半身を崩さず少し前に入る理由は、ずばり相手のサーブの威力に負けないためですね。速いサーブでは、自分が前に行く意識を持たずに横でとらえてしまうと、ほぼ確実に打ち負けてしまいます。
そのため自分の体で支えるためにもこの意識はとても重要です。少し低い状態で入るようにとは言われてませんが、ジョコビッチの下りでもあるように上半身を崩さないという点にこれが含められていると思いました。
以上3点!意識してリターンに挑戦してみると上手くいくかも??
【不調はこれで脱出!】やってはいけないリターン3ポイントレッスン!【テニス】
最後の動画はともやんテニスchさんの動画からですね。正直前の2つの動画でほとんどポイントは言えてたかなと思うんですけど、今までの動画はこうしたら良いリターンが打てるよというものでした.
しかしその点このともやんさんの動画は、それらをやる理由やそれらをしなかったときに起きてしまう悪い点まで丁寧に説明されていたので、より先ほどまでに紹介した点が納得してもらえるのではないかということで紹介しました。
ここでは改善点のほうは今まであらかた説明したと思うので、NGリターンの理由を説明しておきます。
- 1:打つまでの動作が遅くなってしまうのとインパクト時のブレが大きくなってしまいます。
- 2:ボールが上に飛びすぎてしまうとのこと。
- 3:打点に自ら入れないので、面の真ん中で捉えられないうえしっかり振れないからですね。
- 4:ラケット面が下を向きやすくなるのと力も入りにくくなります。
改善点のほうでも一つだけ!4番のボールのあがりっぱなを打つ意識というのは、速いサーブの時にも遅いサーブの時にもどちらにも使えるとても良い意識だと思うのでぜひ意識してみてね。
マレーの貴重なサービス&リターン練習
これらを踏まえて最後にリターンが上手いと言われるアンディマレー選手のリターン映像を見てみましょう。(2:30~)
ほとんど振りかぶっていないコンパクトなスイングにもかかわらず、相手のサーブの威力を利用して鋭いリターンを打っているのがよくわかりますよね。
~まとめ~
ということで今回はリターンに関して重要なコツと意識をまとめてみました。いかがだったでしょうか?
今回のリターンに関する意識ですが、個人的にはシングルスよりダブルスで特に重要になると思います。今回紹介したリターン方法は基本的にコンパクトでタイミングも少し早いものでしたよね。
これはダブルスの場合ギリギリまでコースが確定できないうえ、タイミングが早いため、ポーチがとてもしにくいリターンになります。
特にシングルスと違ってダブルスのほうがテンポが速いため、リターンが上手くいけばそのままポイントをとれてブレイクということも大いにあり得ます。ぜひ習得し見てくださいね。
では最後のまとめとして重要だと思ったポイントを3つまとめたいと思います。
正直こんなことを言うのはずるですが笑、今回紹介した点はどの点においてもかけたらリターンが失敗しやすくなる原因だとも思うので、これら3つでも上手くいかないよーという方は、もう一度この記事の各ポイントから試してほしいと思いました笑
では今回はこの辺で、、それではまた!!次回もお楽しみに(@^^)/~~~
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