先日、というか結構前笑に石垣島に4泊5日で旅行をしてきました。(沖縄でコロナが流行る少し前くらい)竹富島と石垣島に行ったのですが、なんというか本当にこう笑、時間が遅く流れる感じを体験できました。(特に竹富島)
島には瓦屋根の家と周りを囲む石垣を一つの家の敷地とした住宅で統一されていて、時折見かける水牛や聞こえてくる三味線と歌声、街のところどころに管理された人懐っこい猫がいてそれらすべてが日々の忙しない日常から解放してくれるようなものでした。
この日はそのまま街を歩いて散策したり、自転車を借りて島を一周してすべての浜に行きました。あとで紹介しますが、島の一番のおすすめスポットの西桟橋とコンドイ浜は本当にきれいでとても癒されました笑
2日目夜 ゲストハウスの皆さんとゆんたく
夜には泊まる予定だったゲストハウスジュテームのオーナーさんが、ゆんたく(石垣島のほうでは、おしゃべり会のことをゆんたくと言う)を開いてくれ、泡盛をおごってもらいながら、一人旅をしている様々な種類の人の話を聞きました。とても楽しい体験で、そのまま夜の蛍と海を見に行くということでお散歩しました。
3日目朝 砂州を目指して
そして先ほど紹介したコンドイ浜には、砂州と呼ばれる干潮の時だけ浅瀬になって渡れるようになる海に浮かぶ大きな砂浜があります。その日の干潮は7時29分だったので、まだ石垣島から渡る定期便がないため、泊っている観光客のみのプライベートビーチ!(実際には泊まっている人が少ないので本当に自分たちしかいないこともよくあるそうです)
ただその日は風速10m、雨も降っているという最悪な天気で笑、危険を感じたため渡るのを断念しました。その日は干潮で70cmでしたが、一番潮が引くころにはー20cmという時もあるそうです。渡りたかったなあ、、、
これは総じてですが、冬の石垣島や竹富島は天気が悪いので、あまりお勧めできないかもしれません(観光客は少ないですが笑)7月など降雨量が少なく、台風もない時をお勧めします。(7月でも最高気温は30℃前後と本州よりは涼しめです)
3日目の午後 レンタカーで石垣島一周
まずは石垣島の最北端の平久保崎灯台というところに行ったのですが、景色がとても良かったです。
ただ風がめちゃくちゃ強く、レンタカーを借りる際に扉開け閉めの際に風で吹かれて扉折れる可能性あるから気をつけてと言われていたため、助かりました。
本当に一回勢いよく扉があく方向に開いてなんとか抑えたので、行く人は気をつけた方がいいかも知れません笑
そして、野生の孔雀と遭遇!
最初野生の孔雀と山道で遭遇した時は、とても驚いていたのですが、すぐ逃げられてしまいました。これは2回目の遭遇時の動画なのですが、調べてみると孔雀は石垣島では外来種で駆除対象の様です。
そのため車を止めるとすぐさま走り去ってしまいました。実際こっちでは珍しくないようで、その後も合わせて合計8匹見ました。
孔雀が空を飛んでいるところも始めてみましたね。
4日目 川平湾 宮良川のマングローブでカヌー
まずは、川平湾から。ここは本当に綺麗すぎて、最初に見たところで何分か見とれてました笑
海の色から、この島の浮かんでいる感じまで何から何まできれいでした。
余談ですが、本当に綺麗な海は匂いがしないそうです。いつも私たちが感じている潮の匂いは潮の匂いというよりごみの匂いだと現地の人が言っていました。今では本州はもちろん、沖縄本島の海まで匂いがするそうなので何とも悲しいですよね。川平湾はもちろん匂いがしませんでした。
しかしこの後僕は衝撃の事実を知りました。下の写真の波打ち際に続いてる黒いもの、、 これ何かわかりますか?
これは海底火山が噴火した時にできた軽石が海を通って毎日毎日流れついてるものです。実はこの川平湾にも多くの軽石が流ついています。実は現地に行った時で砂と軽石を集めて軽石だけ分離して捨てるという途方もない作業をしている方々が居ました。
現にその作業が追い付いてないこの奥の砂浜では、決して綺麗とは言えないようなあたり一面灰色が混ざった砂浜になっていました。
こうした作業をしてくれている現地の人々のおかげで上の写真のような綺麗な景色が保たれているのだと実感しました。
宮良川のマングローブ
さてここで問題。写真の川に浮かんでいる黄色い葉っぱは、なんで黄色いのでしょうか?
正解は、マングローブがこの川で生きていくために捨てた葉っぱ。
石垣島の多くの川では、海と繋がっていて川の水が海水なことがよくあるそうです。そのため海水の中でも生き延びることができるように、海水から水を吸い取り、いらない塩分を一部の葉っぱに集めて枯らして捨てることで、海水の中でも生き延びることができるとのこと。
そしてもう一つ上の写真に川底から出ている細い木の幹のようなものは、呼吸根と呼ばれ、酸素流入が少ない(水の入れ替わりがほぼないため)場所でも生きれるために、空気中から酸素を取り入れるためのものです。
ちなみに余談なのですがマングローブという種は存在しなくて、正しくは、熱帯から亜熱帯の波浪の影響が弱い塩性湿地にて生息する植物群の総称を指すらしいです。石垣島周辺は大半がヒルギ科と呼ばれる種で構成されています。
ちなみにこれらの知識をたくさん教えてくれた現地の方は、石垣島に何度も旅行をしている間に住みたくなり、20年前に移住してきてカヌー屋さんを始めたとか。向こうはとてもいい環境ですが、新規の仕事はほとんどないみたいでこういう風にカヌー屋、ダイビング、宿、飲食店など観光客向けの仕事を自分で開いてやるしかないんだとか、、 たくさんのことを聞けてとてもいい体験でした。
5日目 石垣島鍾乳洞
最後にこれを持ってくるのはあんまり良くないかもしれませんが、一応有名スポットだったので書いておきます。
左の写真では、綺麗!と思うかもしれませんが、正直中身は大したことなかったです笑(入場料も1200円と高め)
とても長い時間をかけて作り上げられた鍾乳洞は凄いとは思いましたが、そんなに感動ポイントはなかったですね笑
まとめ
やはり行ったことのない場所に行く旅は、新しい経験がたくさんできてとてもいいなあと思いました。
特に感じたのは島特有の生活感の違い。生活がゆったりしていて車の速度の遅さもそうですが、人もみんな優しく、色々自分たちの時間を犠牲にしてまで何かやってくれたりするのは、都会の周り歩いている人はみんな他人のような印象と大きく違いました。
日々の忙しない生活を癒すには、離島はとてもいいと実感しました。今回はこの辺で!これから石垣島や竹富島に行く人に参考になればいいなと思いました。(僕の一押しは竹富島です!!)
ではでは~~
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